すてーじ・刻(とき)~いい刻を一緒に過ごそう~

10月の交流は青梅の繭蔵へ

スペース「すてーじ・刻」では、スタッフの交流も大切にしていて、年間2回くらい、各地にでかけたり、音楽や演劇、食事を楽しみ交流しています。一泊で出かけた長野では森の中でヨガも。どこに行くか何をするかは4人のスタッフが順番で決めています。10月は青梅の眉蔵へ。真向いは小さなシアターがあり、布の展示など地域の特徴に楽しみました。

これまでのステージ

書家を迎え胸のうちにある一筆書く


 

 書で楽しむ…今年最後の12月21日は、羽子板や小さな屏風に描きました。お正月を迎えるにあたって、飾りになるものをと指導してくださる森谷明仙さんにご提案いただきました。

 

まずは墨をすりながら、自分の「ひとこと」を選択。今の心境を表すひところを選んで練習し、いざ本番。うまくはいかないのですが、味のある作品が仕上がりました。 (2018年)

 

ボイストレーニングで声出して


 

 日頃から声を大きく出す機会のないこのごろ、声を出していかないと、本当に出なくなるそうで、腹の底から声を出す訓練のひとつとして音楽家を招いてトレーニング。お腹に力を入れることがなかなか難しく、何度も挑戦。次第に声が「奥」から出てきたような感じに。

恥ずかしがっていないで、人目をはばからないことが大切と合点した次第。 

 


平和を願うシャンソンの会が大盛況


 

唄ったのは小川美智さんで、命の大切さ、戦争への怒りを共有しました。

ジャック・ブレルの「涙」は戦争の悲惨さを、「ダニーボーイ」は戦場に向かう息子へ「帰っておいで」と切々と訴える母親の心境を、「死んだ男の残したもの」では、無残に戦争で殺された男や女、子どもの思いを歌い上げました。

 週刊誌「女性自身」の取材も来ました。(2018年)

 

「タブレットの便利さ」を体験


 

 「やさしく便利なネット活用法」をテーマに、タブレット講座を開講しました。

電源の入れ方から始まり、指での操作を全員で体験しました。機械との会話に驚いたり、楽しかったです。

便利だけど、万能ではありません。正しく使う必要があります。個人情報の流出や架空請求についての知識を身に着けて、安全に使いこなしましょう。 

 (2018年)


今までの取り組み

元TBSのアナウンサーによる「天気で語る源氏物語」は1年続きました。最後に参加者で京都へ旅行。しばし「源氏物語」の足跡をたどりました。「体に優しい食事会」で舌鼓。歌手横井久美子さんを招いての集いではみんなで歌い、その後フリースペースで食事しつつ交流。「琵琶語り」やギター演奏も。「自分に合う色探し」「断捨離を考える」、さらに。悩みを出し合う「おしゃべり会」、ドキュメンタリー映画を見る会では、世の中に出ていない貴重な映像、戦争犯罪、福竜丸事などを観、意見交換しました。東日本大震災のときは、読者の方のお見舞いに現地を訪れ、被災した読者のホテルで被災した方たちと交流。15人が参加しました。また各地の読者が手作りしている作品の販売もしています。